light and sea.

澄んだ心 透明な自分でいる時間を長くする。そういうふうに生きる人の日記です。

神さまとの約束

3年くらい前だろうか?

 

人生のいろんなことが

うまくいかなかったとき。

 

自分の内側も外側も

閉塞感でいっぱいで一歩も動けなかったとき。

 

わたしは

 

「変わるんだ!

ぜったいに自分で自分を幸せにするんだ!」

 

と決めた。

 

 

その時に、まず神さまと約束をした。

 

 

「神さま、

わたしはこれから

どんな小さな贈り物でも

全力で喜んで受けとります」

 

そう決めて、

時に約束を胸に

時に約束を忘れながら

振り返れば淡々と時は流れた。

 

そうして、来年、

わたしの途方も無いと思っていた夢が

叶うことになった。

 

さわやかな風が吹く場所で

子供たちにアートを教えるアトリエを持つこと。

 

 

その夢がふいに叶うことになった。

 

 

神さまと約束をしたあの日から

たくさんの願いや夢がかなってきた。

 

夢が現実になる

喜びや

あっけなさ

不安

静けさ

 

「夢が叶う」

という物質的な事実と

それを前にして湧き上がる

心の内がわのさざ波。

 

わたしは豊かになることもあった。

人から羨まれることもあった。

どきどきとして万能感でいっぱいになることもあった。

 

同時に

欲しいと思っていたものを手に入れた後の空虚感も味わった。

豊かになったら愛されない、という

思い込みに涙することもあった。

 

なにかを夢見て生きると

たくさんの景色が通り過ぎていく。

 

そうして、わたしは

叶わないことはないのだと、

静かな水面の真ん中に立つような気持ちでいる。

 

願いが叶うことなんて普通のことなのだ。

 

 

ずっとそのことに

いろんな意味づけをして

生きてきた。

 

 

人生に退屈しないように。

 

 

あるいは、

もう覚えていないくらい

遠い日の何かの傷をかばうために。

 

 

願いは叶う。

わたしはもう、ずっと幸せだし

なにもかも欲しいものを当たり前に手に入れていいんだ。

 

 

そうして、

静かな喜びに包まれながら

毎日が流れていく。

終わりの日が来るまで。

 

 

神さま、

生きるって

そういう風だよって

わたしはここまできましたよ。

ありがとう。